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木の家と健康

輸入材で日本の森林がピンチ?!

津江杉
日本には多くの山、森があり、都会であっても少し出れば自然に触れることができる環境にあります。

実際に日本は国土面積の67%を森林が占める世界有数の森林大国です。
しかし国内で使用されている木材の65%は外国からの輸入(輸入材)に頼っているという歪な現状になっています。
これだけ森林が使用されていない=森林放置は環境問題となり、適切に手入れがされていない森林は荒廃し、台風/大雨などの自然災害によって土砂災害を起こしやすくなります。
実際に昨年も佐賀で大きな土砂崩れが住宅地に直撃し、2022年の静岡では送電鉄塔が土砂崩れで倒壊し大規模停電が発生しました。

戦後の日本では木造需要が高まることで林業が盛んとなり、拡大造林政策も取られて比較的成長の早いスギやヒノキ、カラマツなどの人工林の植樹が積極的に行われました。
しかし、昭和40年ごろから安い輸入材が流通し始めてからは、自給率が最大18%まで落ち込むなどにより林業が衰退しまったことで、森林の手入れ(整備)や主伐(収穫のための伐採)が行われない森林は災害が発生しやすい土地となってしまいました。
さらに林業以外に目立った産業のない山村地域では、林業の衰退とともに、地域の活力も低下し、林業離れによる後継者不足、林業就業者の高齢化、山村問題、限界集落と呼ばれる問題まで起こっています。
林業の衰退林業の衰退
引用:森林・林業学習館(日本の林業の現状)

このような中でも地場産業として取り組まれている会社が多数あり、私たちYUKi-NOiEでも大分県産のスギ材を建材のメインとして使わせて頂いています。

また私たちと同様に、他の工務店でも積極的に国産材を使った環境問題への取り組み、地域貢献に尽力しておりますので、是非、家づくりの際は国産材の利用をご検討頂ければと思います。

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経営企画 阿部 誠史

YUKi-NOiEの経営企画、経理を担当しています。お客様に寄り添い、つながりを大切にしたお付き合いを心がけております。
趣味はマラソン、自己ベストは2時間47分58秒です。ロードバイク、トライアスロンに向けて挑戦中。

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