家づくりをお考え中の方で、将来的に小屋を作りたいと考えている方が最近増えているようです。
もちろん小屋を作る場合ある程度の敷地の広さが必要になります。
それでも市街地からは少し離れますが大分・別府でも坪5万円以下、100坪以上の土地は結構あります。
他の地域なら、そこまで市街地から離れなくても同様の土地が多くあります。
郊外は子供の小中学校では多少不便を感じることはあるかもしれませんが、大人は車を持っていれば不便を感じることは少ないかもしれません。
そのような土地を購入される方で、自分の趣味部屋や非日常を楽しめる空間があったらいいなという人が増えており、最近では簡単にネットで注文できるようになったのもブームの火付けに一役買っています。
それこそサウナ小屋キットが最近よく広告に表示される気がします。
しかし「小屋」を建てるにあたっては知らないと後悔することもあります。
知っておくべき小屋建築の注意点について少しお伝えすると…
●基本的に確認申請を役所に申請しなければならない
つまり手続きが必要になります。
小屋を建てる場合、様々な要件を満たさなければ違法建築物になってしまいます。
例えば、
(1)「都市計画区域」か「都市計画区域外」か
(2)「更地に小屋のみを新築」か「母屋が建っている土地に小屋を増築」か
(3) 土地は「防火地域・準防火地域」か
(4) 小屋は「10平方メートル」を超えるか
(5) 土地の「用途地域は無指定」か
このようなことを事前に調べる必要があります。
ある一定の要件と土地の条件を満たせば確認申請を省略することもできます。
申請業務を省略できればそれだけでコストダウンにもなります。
さらに、もう一つ大事なことがあります。
ネットで売られているものは別途工事が意外にも多く電気工事や、ときには基礎工事も別に料金が必要なこともあるのでご注意ください。
「小屋」を建てたいときはじっくり時間をかけて調べるか、信頼できる方に相談することをオススメします。
間違っても、DIYが得意だから大丈夫だろうという気持ちだけでは後から痛い目に合うかもしれないので、気をつけて下さい。
ちなみに先日見学会も行わせて頂いたこちらのお住まいは本宅と合わせて小屋(ガレージ)を建てました。
建設費用は増えますが、本宅と合わせて住宅ローンに組み込めるので、短期で見れば負担は少なくなります。
また先に述べた面倒な申請関係は工務店が行うので施主様の手間は無く、デザインは本宅との調和を取ることが出来ます。
これから家づくりを始められる方は「小屋付きの家」を検討されてみてはいかがでしょうか。
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経営企画 阿部 誠史
YUKi-NOiEの経営企画、経理を担当しています。お客様に寄り添い、つながりを大切にしたお付き合いを心がけております。
趣味はマラソン、自己ベストは2時間47分58秒です。ロードバイク、トライアスロンに向けて挑戦中。
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