これからお住まいづくりを考える中で誰もが考えるのが開放的なリビング、そこで重要になってくるのが窓です。一般的なアルミサッシもいいですが、やっぱり憧れるのは全開放できる窓。というわけで本日は全開放できる窓の一つアイランドプロファイルのプロファイルウィンドウについてお話させて頂きたいと思います。
プロファイルウィンドウ、詳しくは ⇒ こちら
①プロファイルウィンドウについて
③プロファイルウィンドウを採用する際の注意点
・一部の製品は防火設備として採用できない
引違い窓やサイドスイング窓に関しては防火仕様の製品はありますが、ヘーベシーベ引込型に関しては防火仕様の製品が無いので、準防火地域内にて建設を計画される場合には注意が必要です。ただ、開口部の部分が法律で定められた延焼範囲から外れていれば、やり方次第では採用することは可能です。詳しくは設計担当の方にお訪ねください。
・価格が高い
一つ一つがサイズオーダーの受注生産となっているため、アルミ製のサッシと比較するとどうしても高くなってしまいます。サイズ、形状により値段は異なりますが、一つの目安としてアルミサッシの3~4倍程度の費用が必要となる場合が多いです。
・定期的なメンテナンスが必要
木製の製品のため、保護塗料の塗布が定期的に必要になります。メンテナンス時期としては3年目、10年目、それ以降は10年毎を推奨されてます。推奨塗料はオスモ社のウッドステインプロテクターです。しかしながら設置状況により、木の状態も変わってきます。庇をしっかりと設けるなど、雨がかかりづらい状況を作ることも重要です。
・木材特有の変化はある
材料に天然木を使用しているため、木材特有の伸縮や干割れなどは当然おきます。梅雨のなどの湿気の高い時期になると少し扉が動きづらくなるなどもあります。それは木が生きているから仕方のないことです。定期的なメンテナンスなどをしながら、これも味わいの一部と捉えて向き合っていくことが大切です。
④まとめ
プロファイルウィンドウは新築、リフォーム問わず、採用することができ、お住まいの空間の印象を劇的に変えてくれる製品です。LDKとお庭を一体化させたり、お部屋を面積以上に広く感じさせてくれます。しかしながら、コストアップする点や準防火地域内での採用を検討する際には設計担当の方との綿密な打ち合わせが必要となります。これからお住まいづくりをお考えの方は是非ご一考ください。
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設計 幸 康史
YUKi-NOiEの設計を担当しています。お客様のご希望はもちろん、建物の建つ敷地の特性を活かした住まいづくりを心がけております。
趣味はマラソン、自己ベストは2時間52分42秒です。
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