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地域のこと

杵築市 一松邸

先日、お隣の街?の杵築市に行ってきました。杵築市は、仏の里で名高い国東半島の玄関口に位置し温暖な気候と「山、川、海」の自然に恵まれた風光明媚なところで、歴史的にも貴重な文化遺産も多く、旧藩時代の面影を伝える武家屋敷や城下町、城址などが残っています。そんな武家屋敷の一つである「一松邸」に行ってきました。

一松邸は、杵築市の初代名誉市民となった一松定吉氏の邸宅で、昭和32年に杵築市に寄贈されたものです。建物としての特長としては杉の柾目の一枚板を敷いた縁側や戸袋を減らすために雨戸を直角に回転させる工夫を施した「回り戸」などがあります。

建築設計の仕事に携わるようになって、建物の細部が興味を惹かれるようになりました。こちらのガラス戸の上部にある丸太梁は1本の長い丸太を使っているため、丸太の太さに合わせてガラス戸の上の障子の大きさを小さくして調整しております。

こちらの「回り戸」も雨戸と鴨居の接合部が丸くなっており、それを起点にコーナーになっているところも回転しながら動いていきます。これは現代の設計へも活かせそうです。

一松邸をじっくりと拝見して、最後に杵築城を見て帰りました。充実した1日となりました。

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設計 サングレ 里穂

2022年4月入社しました。まだまだ設計の経験は少ないですが、大好きなモノづくりの仕事に携われる喜びを忘れずに、日々、勉強と業務に励んでいます。今後ともよろしくお願い致します。

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