崖条例をクリアして建てた「急斜面に建つ大屋根の家」見学会

先日、急斜面に建つ大屋根の家の見学会が終了致しました。
お引渡しからもうすぐ2年になるお住まいで、ご来場のみなさまには、無垢の杉材の経年変化を体感いただけたと思います。また、造作キッチンや造作家具など実際に使用されている様子も見ていただけるので、より実感がわきやすい見学会だったかと思います。

でもやはり注目は、段々になった家の中のつくり。
南北に細長い斜面を上手に利用して広々とした使い勝手のよいお住まいとなっています。

眺めが良いのは斜面地ならではですね。

立地としてもとても利便性の良い場所なので過去に数多くの問い合わせが不動産屋さんへあったとか。
隣地と２ｍ以上の落差がある場合に適用されることが多い「崖条例」というのは最近一般の方にも知られるところとなってきましたが、まさにその「崖」に囲まれた土地。プロアマ問わず問合せ客の大半が実際の敷地を見てあきらめていかれたそうです。

無理して難しい敷地を選ぶ必要はありませんが、立地や価格、種々の条件が完璧な土地はなかなか無いもの。
こういう選択肢もあるんだなぁ、と体感いただける機会になったかと思います。