YUKi-NOiEでは、洗面台は脱衣室内に設けるのではなく、洗面コーナーとして独立した空間としてご提案することを基本としております。メリットや注意点などご紹介したいと思います。
①洗面コーナーのメリット
- 家族の誰かが脱衣室を使用している時も気兼ねなく洗面台を使用できる。
- 脱衣室が広く使え、収納関係も充実して設けることができる。
- トイレの近く、玄関の近くなど、ライフスタイル応じて最適な位置に設けることができる。
- 作業スペースを広くするなど、お好みに応じて自由に作るこができる。
②洗面コーナーの実例
トイレと脱衣室の中間に設けた事例です。奥がトイレ、手前が脱衣室です。トイレ内に手洗器を設置しなくて済むので、余分なものが減りすっきりします。
玄関のすぐ脇に設けた事例です。コロナ禍になってからはこういったご要望も増えつつあります。確かに帰宅後、すぐに手を洗えるというのは非常に便利ではあります。
次は玄関クローク、トイレ、脱衣室の全てに面したところに設けた事例です。お子さんも多いご家庭なので、カウンターを広めに設けております。
その他にも2階などにサブ的にコンパクトに設けたものなどもございます。
③洗面のコーナーを設ける際の注意点
・生活感が出やすいスペースになりますので、化粧鏡の裏やニッチなどを活用してしっかり収納スペースを確保する事をオススメします。
・市販の洗面化粧台だとデットスペースができたり、インテリア的に浮いてしまうのでは造作工事で作ることをおススメします。
・照明には間接照明を用いると、いい空間演出になって良いのですが、お好みによっては明るさ不足を感じる場合がありますので、注意が必要です。
以上です。これから家づくりを考える際の参考にしていただければ幸いです。
設計 幸 康史
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