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日々のこと

森林体験ツアー③

こんにちは!
久々のブログ登場 現場監督の佐藤です(*^^)v


森林体験ツアー③とのことで、
今回は見学会などでYUKi-NOiEの住宅を見て頂いた際に、皆様が実際に目にすることの多い『杉板、トライ・ウッドパネル』について少しご紹介させてくださいo(* ̄▽ ̄*)o

前回までは丸太のまま保管されていましたが、1年ほど自然乾燥したあとは、製材機にかけて、実際に使われる木材になります。
製材したら、さらに乾燥の為にりん木(赤枠)を1本ずつ等間隔で置きその上に指定の寸法に加工された角材(杉板)を並べます。

りん木

乾燥した材料は、現場監督がトライ・ウッドさんに発注依頼後職人さんの手により1枚1枚手作業で機械に入れて加工され現場の方まで届きます!!

最初は床、天井、外壁、軒天で使用する『杉板(杉羽目板)』についてです!

LDK
使用例:床、天井

発注依頼があると、含水率が14%以下に乾燥した杉板を機械にいれていきます。
ちなみに含水率が高いと木材の強度が下がるので、管理は徹底されています。

加工機
この加工機では、本実・突付け(木端の凹凸)加工をします。

加工機 杉羽目板
加工で出た木屑は燃料やチップ、牛さんの寝床になっています!エコですね^_^
幸建設では、現場で出た杉板などの端材をお客様感謝祭の木工教室で再利用していますね😉

次に造作家具、棚板で使用する『トライ・ウッドパネル』についてです!
トライ・ウッドパネルは集成材で、一枚板よりも強度や寸法安定性優れ、さらに耐久性に優れた赤身材の性質を損なわないよう天然乾燥を主体に行い、その後中温乾燥で仕上げた板を横に並べて繋げています。

トラパネ
こちらも同様含水率が14%以下に乾燥後、発注依頼した寸法の材を使用します。
職人さんによって同等の品質・色合い・柄などにより厳選されます。

トラパネ
厳選された材料は、≪非ホルムアルデヒド系接着剤*≫を塗布後機械で圧着させます。

トラパネ圧着 トラパネ

*シックハウス症候群の原因となる化学物質ホルムアルデヒドの放散を防ぐ目的で開発された接着剤です。
接着剤の多くがホルムアルデヒドを含む合成樹脂を主成分とするのに対し、低ホルムアルデヒド系接着剤はホルムアルデヒド少ない成分で構成されており、製品には「F☆(ワンスター)」や「F☆☆☆☆(フォースター)」などの放散等級が表示されており、スターが多い方がホルムアルデヒドの放散量が少ないです。

トライ・ウッドさんの使用している接着剤は非ホルムアルデヒド系(ホルムアルデヒドを含まない)で、より自然に近い接着剤を使われているものになります。

集成材シール

 

今回のツアーは、木が育つまでの長期間に渡る工程や現場の手元に届くまで材料1つ1枚にトライ・ウッドさんの努力や情熱が感じられるものでした。
森林の中を歩き木の香りを感じ、加工機など内部まで見せていただき心が弾む1日でした。

森林体験ツアー 森林体験ツアー
ご一読ありがとうございました。🥰

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佐藤 咲來(さとう さくら)

沢山の知識を身につけ、建築という形で一人でも多くの方に笑顔をしたいです。
その為に、色々な資格取得に挑戦したいと思っています。

■好きな名言
目標だけどゴールじゃない。道はずっとつづいている。

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