loading

BLOG

日々のこと

木造建築物の補助金いろいろ

国会では毎年年末に翌年度の予算が決議されますが、今年度(令和6年度)は112兆5717億円となり、過去最大だった2023年度の当初予算は下回ったものの、2年連続で110兆円を超えるほどの金額となっています。

このような金額を見ても私たちの生活にどのように直結するか分かりにくいですよね。

そこで今回は、国家予算の中から対象者が申請すれば貰えるお金(補助金)について、ご紹介します。

まずは住宅関連から「住宅省エネ2024キャンペーン」です。こちらは大きく2つの柱があります。

1つは、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援を行い、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です。

もう一つは省エネを実現するために、先進的窓や、エコキュート等の省エネ性能の高い給湯器を導入により家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める空調・給湯分野について導入支援を行い、その普及拡大により、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成を図るものです。

簡単に言うと前者は「省エネ住宅を建てたら補助金を出します」という内容であり、省エネ住宅は大手ハウスメーカーや比較的多くの工務店でも取り組んでいる為、新築・リフォームの際は必要に応じて補助金の申請を担当と相談してください。

後者は「比較的少額の省エネ設備導入でも補助金を出します」という内容で、大型リフォームは必要ないけど「窓から冷気が入って寒い」「給湯器の調子が悪い(壊れた)」といった場合に使えます。毎年補助金額や内容が変わるので、思い立ったら早めに施工主(建てた会社)へ相談する方が良いです。タイミングを逃す可能性がありますので、年度(4月基準)の早い時期に申請することをお勧めします。

 

次に住宅関連以外にも、事業者向けの補助金もありますので、ご紹介します。

1次産業(農業や漁業など)が産業の活性化を目的に活用できる農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション整備事業)があります。補助金対象の内容としては

●定住促進・交流対策・・・農林水産物加工・販売施設、地域間交流拠点等の整備

●6次産業化等への取り組み ※6次産業とは1次産業と製造/建設業 などの2次産業 or  小売業/サービス 業などの3次産業を掛け合わせた産業のこと

●農泊の推進に必要な古民家等を活用した滞在施設、㇐棟貸し施設、体験・交流施設等の整備

●障害者等が作業に携わる生産・加工・販売施設の整備・・・障害者、生活困窮者(障害者との組み合わせに限り、過半は障害者とする)または要介護認定された高齢者が、事業実施前から目標年度(事業着手後3年目)までに5名以上増加する

の支援があります。これらは最大で1/2の補助が受けれられるので、1次産業を生業としてイノベーションを起こしたいと考えている企業、アトツギの方は積極的に利用して頂きたい内容です。

 

その他にも毎年、内容の更新や新規の補助金がありますので、随時お伝えできればと思います。

--------------------

経営企画 阿部 誠史

YUKi-NOiEの経営企画、経理を担当しています。お客様に寄り添い、つながりを大切にしたお付き合いを心がけております。

趣味はマラソン、自己ベストは2時間47分58秒です。ロードバイク、トライアスロンに向けて挑戦中。

--------------------

YUKi-NOiE 施工事例はこちら

      イベント情報はこちら

      モデルハウス見学はこちら

      インスタグラムはこちら

      YouTubeチャンネルはこちら

YUKiのリノベ インスタグラムはこちら ← ※リノベーションに特化したアカウント作成しました。

pagetop