お住まいの間取りを考える時に大切にしていることがあります。それが動線計画です。動線は造付家具や部屋の広さと違い、一見してわかるものではなく意外と見落とされがちです。しかしながら、日頃の生活の中では住まい心地の良さと非常に深い関わりを持っています。

例えば、洗濯室とウォークインクローゼットを結ぶ動線、これは出来るだけ短い方が便利です。洗濯をして、乾かし、そして収納する、毎日行われる作業だからこそより効率的に行えることが重要です。

そして、便利なのは玄関からキッチンへの裏動線、買い物した荷物をそのままキッチンへもしくは、キッチン裏のパントリーにそのまま搬入できる。これも非常に便利です。

 

行き止まりではなく、回遊できるというのも重要です。一連の家事作業をスムーズに行うには重要です。

なのでクローゼットやパントリーをウォークイン形式ではなく、通り抜けができるウォークスルー形式にされる方も増えてます。

キッチンも作業台やアイランドキッチンを中心とした回遊型が非常に便利です。ご家族みんなで料理を作ったり、後片付けをしたり、行き止まりの動線だと複数人で作業する際にはどうしても不便です。

動線は目には見えませんが、間取りを考える上では非常に重要です。これらからお住まいづくりをお考えの際には是非ご一考ください。

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設計　幸　康史

YUKi-NOiEの設計を担当しています。お客様のご希望はもちろん、建物の建つ敷地の特性を活かした住まいづくりを心がけております。

趣味はマラソン、自己ベストは2時間52分42秒です。

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