自然素材、特に無垢材について長所をたくさん紹介してきましたが、家づくりで採用する際は短所もしっかり知っておくべきです。
無垢材の特徴の一つとして調湿機能があります。
調湿とは、周囲の湿度が高い時には湿気を取り込み、逆に周囲の湿度が低い時には湿気を空気中に放出することで、空間の湿度を調節する効果のことです。
この効果によって無垢材を採用している家は、梅雨や夏場のジメジメとした時期の不快感が軽減され、冬場の乾燥する時期には適度な湿度を保つことができます。
その反面として、木材に含まれる水分量によって無垢材が膨張・収縮します。
調湿効果と照らし合わせると、湿気の多い夏場は湿気を取り込むことで体積が膨張し、乾燥している冬場は湿気を空気中に放出することで体積が収縮します。
これにより多少の隙間が生じたり、ねじれ、ひび割れが発生する場合があります。
しかし、これで家の性能が極端に劣化することはありません。
この無垢材の特徴を含めた上で設計・施工を行っていますので、多少のひび割れで耐震性能が落ちるなんてこともありません。
賃貸アパート、マンションでは、ほぼ全てが工業製品でできた建物ばかりですので、形が変化するのが当たり前の自然素材に馴染みが無くて
割れた!
隙間が出来た!
大丈夫?!
と、ちょっとした変化に敏感になって不安を覚えるかもしれません。
けれど、このような一面的な部分だけを評価するのではなく、無垢材の長所もしっかり向き合って、家づくりに採用するかを検討して頂きたいと思います。
私たちは安心して長く健康的に暮らせるお家をご提案させて頂いておりますので、是非『自然素材の木の家』をご検討下さい。
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経営企画 阿部 誠史
YUKi-NOiEの経営企画、経理を担当しています。お客様に寄り添い、つながりを大切にしたお付き合いを心がけております。
趣味はマラソン、自己ベストは2時間47分58秒です。ロードバイク、トライアスロンに向けて挑戦中。
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