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家づくりのこと

造作だからできる!キッチンの拘り5選!!

お住いを考える上で、どうしても気になるのがキッチン!毎日使うとこだし、工夫して少しでも便利にしたい!見た目にももっと拘りたい!など想いは膨らみます。というわけで今日はそんなキッチンづくりについてのお話をさせてい頂きたいと思います。

①ライフスタイルや得意料理に合わせて広めに作る!

住まわれる人数や得意な料理、二世帯居住など、必要なシンク、作業スペースの広さは異なります。それぞれのご家庭の条件にあったキッチン空間を設けることが重要です。

こちらは2世帯住宅のキッチンです。シンクや作業スペースにゆとりを持たせて、共同作業を行いやすくなるように設計しました。対面式の作業台にはサブシンクも設けました。

こちらも2世帯居住に対応したキッチンです。アイランド型で出来るだけゆとりを持って共同で調理が行えるように1台のアイランドキッチンの中でそれぞれ違う角度からコンロとシンクを利用できるようにしました。

また、ガスコンロの五徳が邪魔にならないようにコンロを設置する部分だけを通常より低めにしております。

②ダニングテーブルとキッチンを一体化してより効率的に!

キッチン、特にシンクとダイニングテーブルが近いと配膳や食後の後片付けが非常に楽になります。そこで生まれたのがキッチンとダイニングテーブルを造作家具で一体的に作るという方法です。

コンロとシンクを別々にした「Ⅱ型」キッチンを採用し、シンク台を対面式とし、ダイニングテーブルと一体で造作しました。シンクの反対面に取皿やグラスのための収納を設けると非常に便利です。

こちらはアイランドキッチンとダイニングテーブルを一体として作りました。通常だとキッチンとテーブルの間に段差が出来てしまいますが、キッチンだけを段差を設けて一段低くすることで、テーブルとキッチンがフラットになるようにしております。

こちらはダイニングテーブルを設けず、キッチンと対面で少し広めのカウンターをキッチンと一体的に造作しました。カフェのような雰囲気のキッチンになりました。

③間接照明を活用して、キッチン全体を明るく!

キッチンが明るいと手元がよく見えて、調理がやりやすくなり、そしてなんだかテンションも上がってきます。大きい窓を設けるという手もありますが、夜になるとどうしても暗くなりがちです。そんな時に便利なのが間接照明です。作業台全体を明るく照らすことはもちろんですが、やり方次第ではキッチンをおしゃれに演出してくれます。

こちらは壁付キッチンの上部に固定棚を設置し、そこに間接照明を設けた事例です。キッチン全体を明るく照らすことが出来ます。

対面式のキッチンでもやり方次第では、間接照明を設けることが可能です。こちらのお住まいのように調味料置場も兼ねて作ると意外と便利です。

こちらのキッチンでは手元だけでなく、壁面も照らせるように吊戸収納の上部と下部の両方に間接照明を設けました。吊戸収納の上にディスプレイとして花瓶やおしゃれな食器を置いても非常に引き立ちます。

④海外メーカー製の食器洗浄機、IH調理器を採用!

システムキッチンではない造作キッチンを採用されると、コンロや食器洗浄機、キッチン水栓などを自由に選ぶことが可能なります。最近ではMieleやGAGGENAU、BOSCHなどの海外メーカー製の食器洗浄機やIHクッキングヒーターが非常に人気で、採用されたいというお客様もかなり増えてきております。

自分の好きな調理器具だと毎日の家事が楽しくなります。

⑤キッチンを引き立たせるアクセントタイル!

一般的にはコンロのまわりの油跳ねなどで汚れやすい場所にはキッチンパネルを貼ることが多いですが、最近ではインテリアのアクセントとしてタイルを貼ることも多くなってきました。

こちらのキッチンではアクセントとして目立つように茶色のタイルを貼っております。少しカジュアルな印象のキッチンになっています。

こちらでは一枚一枚の色合いや模様が微妙に異なる六角形のタイルを貼っております。少し落ち着いた印象になっています。

キッチンでアクセントタイルを採用する際のポイントです。間接照明などで壁面を照らしてしっかりとタイルが引き立つようにすると良いです。

タイル以外でも汚れに強いメラミン化粧合板(アイカ)をアクセントに使うという方法もあります。こちらのキッチンは背面全体を収納として造作して、一部をアクセントとして木目のハッキリとしたメラミン化粧合板を仕上げ材として採用しています。ここでも間接照明の設置がポイントです。

 

⑥まとめ

注文住宅の場合、キッチンまわりの間取りや採用されるキッチン、調理機器については基本的には自由です。ご自身のライフスタイルやお好み合わせてキッチン空間を作られると良いと思います。そうすることで、キッチンがお気に入りの空間になることでしょう。これからお住まいづくりをお考えの方、既にお住まいづくりを始められている方は是非、参考にしてください。

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設計 幸 康史

YUKi-NOiEの設計を担当しています。お客様のご希望はもちろん、建物の建つ敷地の特性を活かした住まいづくりを心がけております。

趣味はマラソン、自己ベストは2時間52分42秒です。

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