自然欠乏症候群という言葉をご存知ですか？

 

不眠や慢性疲労など、理由のはっきりしない「不調」に悩まされ続ける現代人。

 

健康診断を受けても異常なし、なのに体の不調がある。

その原因の一つが、「自然から遠ざかっている」からではないかという考え方です。

 

たった１００年位前までは日が登れば起きて、沈めば寝るという生活をしてきた生活サイクルが、夜に明かりがあるのが当たり前となったのはつい最近の話です。

そういった自然とかけ離れた生活から、実は知らない間にストレスが蓄積されているかもしれません。

この自然欠乏した状態から人間本来の力を取り戻す為に、積極的に自然を生活や職場の一部に取り込むことをバイオフィリックデザインと呼びます。

日本ではパナソニックEWネットワークスやヤンマー（重機製造会社）が取りいれており、海外ではamazonやgoogleはオフィス内だけでなく、建物や周辺環境まで含めた取り組みをしています。

写真：NBBJ/Amazon

私たちの生活でも「パキラやカポックなどの観葉植物を置く」「部屋で川のせせらぎや風切り音などの自然音を流す」など簡単に出来ることもあるので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

他にも木の力は色々ありますので、家づくりはもちろん、普段の生活でも参考にしていただけると幸いです。

経営企画　阿部

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