先日大分市にて、ホームコネクター工法を用いた木塀の根継ぎ工事を行いました!
ホームコネクター工法とは、建材の接合部を特殊な接合金物と接着剤で接合する技術で、接合部が美しく、強度がありながらも比較的簡単に施工できることから、多くの建築物に用いられています。
今回は、木塀の柱を根継ぎするのにT型のホームコネクターを使いました。現場で色々と教えていただいたことを自分の勉強も兼ねて、BLOGにまとめようと思います。
こちらが改修前の写真です。
まず、ジャッキや木材を使い塀を持ち上げ、腐ってだめになっている柱の根本を切ります。既存柱の寸法を測って根継ぎする木材を切り、隙間なく綺麗にはまるよう繰り返し微調節します。
根継ぎ用の木材ができたら、そこにドリルで穴を開け、ホームコネクターの接合金物が入るようにします。
接合金物は筒状構造となっており、筒の中心から入れた接着剤が上下から溢れ、金物の表面(ネジのようになっている)にも及ぶような仕組みです。
経年で歪んだ塀を、バンドなどを使ってもとある位置に戻し接合します。
埋め木は差し込む方に向かって気持ち細く加工し、抜けにくいよう工夫を施しています。
しっかり防蟻剤を塗布して木材を設置し、養生した後、ホームコネクターに接着剤を注入。注入が終わったら、すぐに木材で穴を塞ぎ、後は接着剤が固まるのを待つのみです。
今回は計6箇所の根継ぎを行いました。この後塗装もするので、きれいに仕上がると思います♪
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姫野 有紀(ひめの ゆき)
4月に入社し、現在は皆様のご指導の下、図面やプランの作成に励んでいます。
まだまだ分からないことばかりではありますが、色々なことを吸収していきたいと思っております。
よろしくお願いいたします❁
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