先日、総CLT 構造3 階建の建物の構造見学会に参加して参りました。別府・鉄輪温泉の冨士屋一也百ホール&ギャラリーの宿泊棟として建設中で、総CLT構造3 階建の建物としては大分県では初めての事例とのことです。
CLTパネルを基礎やパネル同士を金物で緊結するのですが、思いの外、金物の存在感が強いなという印象を受けました。部分的に通常の軸組構造と同様に柱で支えられている部分があるのは少し意外です。
資材価格などの高騰の影響により、コンクリートよりもCLT構造の方がコストを抑えられるケースも増えているとのこと。また、狭小敷地などでもコンクリート造や鉄骨造と比較して施工性が良いそうです。
幸建設でも部分的にCLT構造を採用した店舗・住宅の施工を行ったことがあります。以前まではあまり馴染みの無い存在でしたが、今後は少しづつ状況は変わってくるかもしれません。
※CLT構造とは「Cross Laminated Timber」の略称で、木を縦横圧着させ鉄筋の代わりとなる強度をもつ木質構造のことです。
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設計 幸 康史
YUKi-NOiEの設計を担当しています。お客様のご希望はもちろん、建物の建つ敷地の特性を活かした住まいづくりを心がけております。
趣味はマラソン、自己ベストは2時間52分42秒です。
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