室内の壁と言えば一般的にクロスを使用します。
クロスにも種類はありますが、比較的安価なビニールクロスは数多く採用されています。
ビニールクロスは性質上、室内で発生した湿気は行き場を失い、窓ガラスや壁などに付着し、それがカビの原因となります。
また古い(2003年以前)戸建てやマンションなどで使われるクロスを張るための壁紙用接着剤は、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを放散するものもあるので、これらが併用されていると人体へ悪影響を及ぼします。
2003年7月に建築基準法改正されてからは、「シックハウス」を引き起こす化学物質の使用が禁止、または規格値を超えることは法律違反になりましたが、実際には2004年以降も健康被害の相談件数は一定数継続して発生しています。
このような健康リスクに対して効果を発揮するのが『薩摩中霧島壁』です。
これはシラスと呼ばれるマグマが岩石となる前に粉末となった物質を原料としており、有害・無害に関わらず一切の化学物質を排除した100%自然素材の安心・安全な建材です。
シラスの大きな特徴としては、調湿機能と消臭機能を備えていることが挙げられます。
まず調湿機能は湿度が上がると余分な湿気を吸収し、湿度が下がると湿気を放出します。
湿度が10%下がると体感温度が1℃下がると言われていますので、日本の蒸し暑い夏に最適な建材です。
エアコンの使用を抑えられるので、節電にも効果的です。
次に消臭機能はタバコやペットのニオイを短時間で消臭してくれます。
家具や他の建材から放出されたホルムアルデヒドなどの化学物質もしっかり吸着し、時間が経っても再放出されないという高機能。
人体に悪影響を及ぼす物質は壁紙用接着剤だけでなく、一部の建材や家具からも放散、カビやダニの死骸も含まれるので、家から完全に除去することは出来ません。
しかし『薩摩中霧島壁』であれば、こういった健康リスクを減らすことができます。
但し、費用面については比較的安価なビニールクロスと比べると高くなることが多いので、壁の全てを『薩摩中霧島壁』にしなくても、滞在時間の長い「LDK」や「寝室」だけでも採用すると、費用を抑えながらも、より快適な居住空間を手にすることが出来ます。
現在は技術も進んでおり、ビニールクロスでも高性能な製品(消臭や抗ウイルス、マイナスイオン、傷に強いなどといった機能性を備えたもの)もありますので、予算と相談しながら家づくりの参考にして頂けると幸いです。
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経営企画 阿部 誠史
YUKi-NOiEの経営企画、経理を担当しています。お客様に寄り添い、つながりを大切にしたお付き合いを心がけております。
趣味はマラソン、自己ベストは2時間47分58秒です。ロードバイク、トライアスロンに向けて挑戦中。
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