寒い季節も終わり、これから梅雨に入るとジメジメして、過ごしにくい日々がやってきますね。

湿気の多いと「人」も「家」も病気するってご存じですか？

 

普段の生活において、梅雨で不便・不快に感じるのは洗濯物が乾きにくい、湿気による蒸し暑さを感じる、タンスなどにカビが発生しやすくなる、のようなことを経験されていると思います。

しかしこのような目に見える、肌で直接感じる以外にも困ることは色々あります。

 

湿邪という言葉はご存じですか？これは体に余分な水分がたまって体の不調が起こる状態を表す言葉で、湿度が高い日々が続くと「だるい」「ねむい」「むくみ」「胃もたれ」「肌等のトラブル」などの症状に陥ってしまうことです。

また、湿度が高いとカビや細菌が繁殖しやすくなります。ダニも同様で最適な湿度は65%以上、気温に関しては25℃前後が一番繁殖します。カビ・ダニによるアレルギー症状は、鼻炎や皮膚炎、ぜんそく、目のかゆみなど様々です。

それ以外にも気象病（季節の変わり目で起こる不調）として、「頭痛」「関節痛」「めまい」などの症状が出る方もいらっしゃいます。

 

高湿度は人に様々な症状が出る場合がありますが、実は家も湿気で病気になります。一番目にするのは結露です。

結露により雑菌が繁殖し、建材や家具が腐食し、劣化が進む恐れがあります。特に土台や基礎の腐食が進んだ場合、大規模地震などが発生したときに建物が倒壊する危険性が高くなります。土台や基礎の修繕は簡単なことではなく、建て替えや大規模リフォームが必要になることもあります。

更にシロアリも湿気を好むので要注意です。シロアリは暗所を好み、餌となる柔らかい木材が豊富にある住居の床下は、シロアリにとって絶好の繁殖場所となります。そして腐食と同様に最悪は家が倒壊してしまう恐れまであります。

 

家における高湿度トラブルの対策として、弊社で採用している全館空調システムは非常に有効です。下図のように床下まで含めて家中を換気しているので、家全体を常に新しい空気に入れ替えることで湿気がたまる空間を発生させず、『家が健康』＝『長持ちする家』を実現しています。

『家の健康』は『家族の健康』に直結しますので、家づくりの際は是非全館空調をご検討ください。

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経営企画　阿部　誠史

YUKi-NOiEの経営企画、経理を担当しています。お客様に寄り添い、つながりを大切にしたお付き合いを心がけております。

趣味はマラソン、自己ベストは2時間47分58秒です。ロードバイク、トライアスロンに向けて挑戦中。

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