これからお住まいづくりを始めようとお考えの方、そして既にもう始めているという方、お家をつくるということは人生において非常に大きな出来事です。
そして家を建てるにあたっては、専門的な知識が必要とされる場面も多々あります。
というわけで今日はお住まいづくりを始める前に考えておきたい5つのポイントについてお伝えさせていただきたいと思います。
〇ライフスタイルから決める。
まずは家を建てる前に、どのような暮らしをしたいかをイメージすうることが重要です。できあがったお住まいには今後数十年暮らすことになります。流行りの建材やインテリアにどうしても目が行きがちです、自身のライフスタイルに合ったお住まいで、日々の暮らしを楽しめることが最も重要です。
そこで、後悔せずにライフスタイルに合わせた間取りやインテリア、設備の選び方の手法をご紹介させていただきます。
①家族との時間を大切にする
家族団欒の中心はLDKになります。なので出来るだけスペース的にもゆとりを持たせて、ワークコーナーやお子様の遊びスペースをおもちゃなどの収納スペースを充実させることが重要です。広いウッドデッキなどを併設することも重要です。逆にベッドルームや書斎などのパーソナルスペースを最小化して全体の面積のバランスを取ると良いでしょう。
②趣味を活かす
・料理の場合・・・キッチンスペースにゆとりを持たせ、パントリー収納や対面カウンターなどの設えを充実させて、料理を作り、振る舞う空間として演出しつつ、見られたくないものを隠せる収納スペースをしっかりと設けることが重要です。また、間接照明を設けてインテリアとしての空間演出に注力することも重要です。
・ゴルフ等アウトドアスポーツの場合・・・玄関クロークや屋外納戸など、道具一式を置ける収納を玄関や駐車場から近い場所に設けると便利です。また、お手入れのための水場を近くに設けるのもおススメです。
・読書の場合・・・季節や天候、気分に合わせる為に、ウッドデッキ、和室、書斎など複数の場所で読書が出来るようにすると楽しみが広がります。
③ペットと暮らす
犬や猫と室内で一緒に暮らす場合は匂いが気になりますが、高換気性能を備えた空調などのであれば、ほとんど匂いは気になりません。珪藻土や薩摩中霧島壁などの消臭効果のある左官塗壁を採用するのも有効です。また、不在時のペットの熱中症対策も重要です。全館空調を採用する。行動する部屋を限定してそこのみルームエアコンで局所空調するなどの対策が必要となります。
上記以外にも<こだわり>を詰め込むポイントはたくさんあるので、自分に合ったライフスタイルを探してみてください。
〇健康は最優先
住まいづくりを始めると様々な設備、デザイン等がインスタグラム等のSNSで知ることができます。もちろん参考にされるのは良いことです。しかしながら注意点として、あれも欲しいこれも欲しいと考えすぎると、一貫性が無く、まとまらないことが良くありますので、その点は注意が必要です。また、仕上げ材や設備機器を選定する際に最も優先されるべきは健康です。空気清浄や調湿、換気性能、バリアフリーなど健康な生活環境を得る上で、必要となるものは優先的に選択しておくことをおススメします。
〇信頼できる専門家の選択
最も重要な点の一つは、信頼できる専門家を選ぶことです。工務店、ハウスメーカー、設計事務所などが挙げられますが、特に工務店は、施工技術や現地管理能力、そしてお客様の本当に大切な部分に寄り添って対応できるかが重要なポイントです。
要望を全て叶えようとするとは、コスト面はもちろん高くなりますが、それ以上にまとまりが無く、見た目以上に住み始めた後に「あの時こうしておけば良かった」と思うことが増える話をよくS N Sで見ます。
「こんな設備が欲しい」「あんなレイアウトにしたい」など要望を担当者(専門家)に伝え、コンセプトがしっかりとした上で要望に寄り添ったものを提案できる会社を妥協なく探してください。
〇 家づくり予算の検討
マイホームを建てる前に、予算や住宅ローンの種類をしっかりと考慮しておくことが重要です。建築コストや諸経費、住宅ローンの貸出額なども、しっかりと計画を立て、十分な準備をする必要があります。また補助金や税制優遇なども年々変わっていくので、ここら辺についてもしっかりと把握することが重要です。しかしながら、これら全てをご自身だけで把握することは難しいため、家づくりのパートナーとなる専門家を早めに選定し、しっかりとその辺りもフォローしてもらうと良いでしょう。また、家づくりの資金計画について専門家のファイナンシャルプランを受けてみるのも良いでしょう。
〇家づくりのタイミング
最後に、家づくりのタイミングについて考えてみましょう。多くの場合、住宅の価格が高い地域や大都市圏では、住宅市場の変動によって、価格が変動することがあります。現在は年々、土地や資材の高騰、人件費アップもある為、少しでも安価に抑えたい場合は、早めに購入することをお勧めします。
一つ注意点を挙げるなら、土地については不用意に購入を決めない方が良いです。土地から探す場合は、なかなか良いタイミングでは見つかりません。しかし、予算の面はありますが、安いからとちゃんと調べずに購入すると、建築費用が高くなったり、実際に住むと周りの環境が合わないことも多々あります。土地の購入だけは、焦らずしっかり見極めた上で、事前に1〜4の準備を進めていきましょう。
逆に良い土地が見つからなければ、「今はまだ購入のタイミングではないな」と思うくらいでいいと思います。
土地から探す方は運次第ですが、2〜3年は掛かるくらいの心構えの方が良いかもしれません。それくらい余裕を持って購入計画を立てましょう。
以上のように、具体的なお住まいのイメージを膨らませる前に、考えておいた方が良いことがいくつかあります。これからお住まいづくりをお考えの方は是非、ご一考ください。
経営企画 阿部
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