前回の記事に引き続き建築レポートです。どうやら弊社のスタッフには無類の建築好きが多いようです。
今回の建物も北海道社内研修旅行の際に訪れた北海道旭川市にある旭川駅です。内藤廣先生の作品です。
建物の大きな特徴としては 4面7線ある広いコンコースの屋根を支える木の枝のような構造体です。外壁は全てガラス貼りになっており、規模の割には軽快な印象を受けます。
もう一つ受けた印象としては、全体的に「ゆとり」があるという点です。駅構内は木材(蝦夷松?)を用いて非常に温かみのある内観で、利用者の方が休憩するためのスペースが設けられています。また、ロータリー部分も非常にゆとりがあって、一般的によくある地方都市の駅ように乗車客だけが利用するタイプの駅には無い使われ方がされていそうです。
企画・設計部 幸 康史