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家づくりのこと

2階リビングも良い

近年の家づくりにおいて、人気なのが「平屋」。
階段のないフラットな動線、ワンフロアで家族の気配を感じられる一体感、なにより将来の老後を見据えた時に平屋だと安心です。

「家を建てるなら絶対に平屋がいい!」と考えて土地探しを始められる方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、いざ現実の土地探しや予算の壁にぶつかったとき、誰もが理想通りの平屋を建てられるわけではありません。特に都市部や限られた敷地条件では、平屋を選択することが難しいケースが多々あります。

そこで今回、2階リビングの魅力について考えてみます。

1. なぜ今、平屋がこれほどまでに流行っているのか?
まずは、現代の家づくりにおいて「平屋」がなぜこれほど高い支持を集めているのか、その理由を整理してみます。
平屋の主なメリットは
●バリアフリー動線: 階段がないため、上下の移動による身体的負担がありません。毎日の洗濯物干しや掃除がスムーズで、老後の暮らしにも安心です。
●家族のコミュニケーション: 家族全員が同じフロアにいるため、どこにいてもお互いの気配を感じやすく、自然と会話が生まれます。

もちろん他にもありますが、これらのメリットを聞くと、確かに「家は平屋が良いな」と思えてきます。
でも、平屋には「広い土地が必要である」という最大のハードルがあります。
周囲の家からの視線を遮り、十分な採光を確保しながら平屋を建てるには、好立地であれば土地代が高くなってしまいます。また郊外であっても、建ぺい率の制限によっては思うような広さの平屋が建てられないことも少なくありません。

「平屋のような開放感と、暮らしやすさが欲しい。でも、土地の条件的に2階建てにせざるを得ない……」
そんな方にこそ知ってほしいのが、2階リビングの良さです。

2. 2階リビングのメリット
2階リビングとは、その名の通り、通常は1階に配置するLDKを2階に配置する間取りのことです。
この設計には、1階リビングでは決して得られないメリットがあります。
①明るさと開放感
周囲を他の家に囲まれている住宅地では、1階にリビングをつくると
「隣の家の影になって光が入らない」
「日中でも照明をつけなければ暗い」
という問題が起こりがちです。
しかし、リビングを2階に上げるだけで、太陽の光を遮るものが一気に少なくなります。
朝から夕方まで、心地よい自然光が室内にたっぷりと差し込む住まいが実現します。さらに天井勾配にすると上方向へと空間が広がるため、実際の坪数以上の開放感を味わうことができます。

② 周囲の視線を気にせず暮らせる
1階に大きな窓を設けたリビングでは、外を歩く通行人や、隣の家の人とふと目が合ってしまうことがあります。その結果、せっかくの大きな窓なのに、四六時中カーテンを閉め切ったまま生活している……というお宅も少なくありません。
2階リビングであれば、通りを歩く人の目線よりも高い位置に生活空間があるため、カーテンを開け放したままで開放的に過ごすことができます。プライバシーがしっかりと守られたプライベートな空間で、家族みんなが思い思いにリラックスできるのは、2階リビングならではの大きな強みです。

③ 借景を楽しむ、心地よい眺望
1階からの景色は、多くの場合「隣の家の壁」や「道路」ですが、2階に上がると視界がぐっと開けます。
遠くの山並み、青い空、流れる雲、あるいは近所の公園の緑など、四季折々の景色をリビングの窓から「借景」として取り込むことができます。窓の外に広がる景色そのものが、インテリアの一部になります。
特に別府などの斜面地には適していると言えます。

④ 1階の個室(寝室や子ども部屋)のプライベート感が高まる
LDKを2階に配置すると、主寝室や子ども部屋、浴室などのプライベートな空間が1階に集まります。
1階は2階に比べて窓を小さくしたり、壁を多くしたりできるため、外からの音や視線を遮りやすく、落ち着いて眠れる静かな寝室をつくることができます。



3. デメリットをメリットに変える設計工夫
メリットが多い一方で、2階リビングを検討する際にはいくつか不安に思われる点もあります。しかし、これらは設計の工夫や、現代の住宅性能によって十分に解決が可能です。
「夏、2階が暑くなるのではないか?」
昔の家は「2階=暑い」のが常識でした。しかし、しっかりとした屋根断熱とセルロースファイバー、それに全館空調にすると、2階リビングであっても夏は涼しく、冬は暖かい、年中快適な空間をつくることができます。

他にも、2階のリビングからフラットにつながる広めのバルコニーを設置すれば、そこは外からの視線が完全に遮られたより開放的なリビングになります。
週末に家族でバルコニーに出てブランチを楽しんだり、夜に星空を眺めながらお酒を飲んだり、子どもたちとプール遊びをしたり。
平屋のウッドデッキと同じ、あるいはそれ以上のプライベート感あふれるアウトドア体験が、2階の空間で味わうことができます。

大切なのは「階数」ではなく「どう暮らしたいか」
家づくりにおいて、平屋か2階建てか、あるいは1階リビングか2階リビングか、という選択はあくまで「手段」にすぎません。本当に大切なのは、
「その土地の良さを最大限に活かし、自分たち家族が一番心地よく、笑顔で暮らせる空間はどこか」
を追求することです。
流行りの平屋がどうしても建てられない土地であっても、設計次第で理想の暮らしを手に入れることが出来ます。
YUKi-NOiEでは、敷地と住まい手の条件を丁寧に読み解き、光の流れや風の通り道、そしてご家族のライフスタイルに寄り添った最適な間取りをご提案します。

旗竿地や三角地、傾斜地など、形状が不整形な土地でも、多数の実績がありますので、興味を持っていただけましたら是非ご来場ください。

2階リビングの家
別府湾を望むお住まい

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経営企画 阿部 誠史

YUKi-NOiEの経営企画、経理を担当しています。お客様に寄り添い、つながりを大切にしたお付き合いを心がけております。

趣味はマラソン、自己ベストは2時間41分47秒です。ロードバイク、トライアスロンに向けて挑戦中。

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