地震が発生してもうすぐ一週間。
連日被災状況が報道されており、避難生活をされている方は非常に苦労されているのを見ると心が痛みます。
現在報道されているだけでも、1543棟の住宅に被害があり、内182棟が倒壊していることが分かっています。
詳細な分析はこれからになりますが、2016年の熊本地震では倒壊した家屋の7割超が築35年を超えるものでした。
これは単に家が古いから倒壊しただけではなく、国が求める基準が現在とは異なる点が大きいです。
現在一般的に建てる住まいは耐震等級2または等級3相当が増えてきました。
この耐震等級は
等級1・・・震度6強~7でも倒壊・崩壊しないが、損傷は許容されます。震度5強では損傷しない水準。
等級2・・・等級1の1.25倍の強度で、学校や避難所など公共施設が必須基準。
等級3・・・等級1の1.5倍の強度で、消防署・警察署など防災拠点の基準。
となっています。
特に等級3は下表の通り熊本地震ではほぼ無被害となっているという報告が挙がっています。

これと比較して1981年以前の国の基準(旧耐震基準)では、
『震度5程度で倒壊しない』
となっていました。
この基準で見ると今回の地震では震度6強~7を記録した八代市から熊本市のエリアでは、旧耐震基準では耐えられない地震だったことが分かります。
1981年から新耐震基準となりましたが、それから阪神淡路大震災を受けて、2000年に建築基準法が改正されています。
耐震基準と実際の2016年の被害状況を比較すると

となっています。
このようなことを踏まえて、実家のリフォームなどを行う際に、一緒に耐震補強工事を行うリノベーションを検討されてみてはいかがでしょうか。
もちろん費用は嵩みますが、安心安全は非常に大切です。
但し、耐震補強にも評点というものがあります。
耐震等級とは異なる基準で
評点1.0~1.5は大地震でも『一応倒壊しない』とされており、
1.5以上になると大地震でも『倒壊しない』
となります。
なので、安価に抑えたいと思って耐震工事をしても、評点1.0未満であれば工事をする意味がありません。
最低限は評点1.0の補強を行えば、新耐震基準に近しい性能になります。
※新耐震基準と同じではない
より安心安全を求めれば、評点1.25や1.5と高い性能になる工事が理想です。
あとは、工事費用との兼ね合いになりますが、いつ大きな地震があるか分からないので、しっかり備えをして安心安全な暮らしをご検討ください!
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経営企画 阿部 誠史
YUKi-NOiEの経営企画、経理を担当しています。お客様に寄り添い、つながりを大切にしたお付き合いを心がけております。
趣味はマラソン、自己ベストは2時間41分47秒です。ロードバイク、トライアスロンに向けて挑戦中。
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