最近の直接照明と言えば、シーリングライトが一般的になってきました。
一昔前は輪っか型の蛍光ランプが主流でしたが、2027年までに段階的に廃止されることが決まり、今は製造を中止するメーカーが増えています。
ちなみに直接照明は光が下向きで領域(部屋)を照らすか、ダイレクトに手元に向かって光を照らす照明などのことを指します。
LEDが開発され、シーリングライトが発売されてからは、光量の高さと長持ちすることから、瞬く間に普及しました。
しかし、最近問題に思うのは家が明るすぎるのではないかということです。
実際に部屋が明るくなったため、下を向いて作業する勉強や細かな手作業には適しています。
ただ、少し目線を上げると光源が直接目に入り眩しく感じます。
また、網膜を傷つける恐れのあるブルーライトを多く含んでいるので、人体に良い影響があるとは言えません。
そこで最近、人気があるのが間接照明や埋め込み式のダウンライトです。
間接照明は壁や天井などを照らすことで光が拡散して広い領域を明るくします。
間接照明の特徴として、照明器具を目に触れないところに設置したり、シェードで光源を包んだフロアライトなどを使って天井や壁などを照らすなどで、その反射光により空間を明るくします。
埋め込み式のダウンライトは通常の直接照明とは異なり、光量はシーリングライトより抑えめですが、複数設置することで十分な明るさを得ることが出来ます。
間接照明、埋め込み式ダウンライトのどちらも明る過ぎない光は、自然素材である無垢材や塗り壁にもピッタリで、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
現代の生活様式では「明るいが正義!!」みたいなところもありますが、せっかく家づくりするのであれば、陰影を楽しめる空間を作ってみてはいかがでしょうか。
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経営企画 阿部 誠史
YUKi-NOiEの経営企画、経理を担当しています。お客様に寄り添い、つながりを大切にしたお付き合いを心がけております。
趣味はマラソン、自己ベストは2時間47分58秒です。ロードバイク、トライアスロンに向けて挑戦中。
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